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墨の響きを感じる( 山田 修也氏インタビュー)

English version can be found here.

今回は日本の書家、山田修也先生に書についてのインタビューを掲載します。
山田 先生は、「全国書の仲間展佑友」の主宰者であり、日本で最も大きい公募展「毎日書道展」の審査会員でもあります。
書家として成功をおさめている 山田 先生に書について深く語っていただきました。

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Figure 1:

S.Y: 山田先生の書とはどういったものでしょうか? 山田先生が良いと考える書とはどういったものですか?

M.Y: 墨の響きが第一であり、墨の響きがたまたま文字になったような書です。文字というものの形にとらわれると作品が良くなくなります。
前衛書と伝統的な書の間と言えるかもしれません。作品のどこを切り取っても魅力的でないといけない。トリミングしてみた一つ一つを見れば前衛書。前衛書の線で文字を書く、それによってたまたま文字が構成されると、書に充実感が生まれると思います。
良い線は、どういったものかと言いますと、柔らかさの中に強さがあるのが良い線だと思います。例えて言うなら、千歳飴のような感じです。
鋼のような強さではなく、柔らかく折れない強さ。そういう線質を感じた時に良いなと思います。
また、墨の色も大事です。「墨は五彩に勝る」と言い、色々な濃度が出せ、墨の色は千差万別。墨独特の文字芸が書であると言えます。

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Figure 2:

S.Y: 書道を始めたきっかけは何でしたか?

M.Y: 小学校で先生に「落ち着きがない」と言われて心配した親が「書を習ったら落ち着くのではないか」と考え、私に習わせたのがきっかけです。
しかし、書を習っても落ち着きはありませんでした。
そんなきっかけで習い始めた地元の書道の先生のところでは、小学2年生から高校生まで習っていました。
書家の道を考え始めたのは、高校生のころ。
高校生になって、あちこち全国展に出すようになり、文部大臣賞などの賞を取ることができ、自信がついたので、そのころから書家としての人生を考え始めました。

S.Y: 師匠の石橋犀水先生に出会ったきっかけと出会ってからの山田先生の書家としての人生はどうでしたか?

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Figure 3:

M.Y: 高校の書道の先生が石橋犀水先生の弟子だったため、高校の先生から、石橋先生に師事するようにアドバイスを受けて、石橋先生の弟子になりました。
石橋犀水先生の創設した日本書道藝術専門学校の1期生として、高校から推薦をもらって入学し、3年間学びました。
その後、あちこちの大学の研究生をしたのち、石橋犀水先生の助手となり、日本書道藝術専門学校の講師等、中心的スタッフとして働き、教育に携わってきました。
当時は、石橋先生の人脈で有名な先生が学校に集まっており、学校の教育がとても充実しておりました。(山田先生は、その後、日本書道藝術専門学校は退職し、独立)

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Figure 4:

S.Y: 師匠の石橋犀水先生はどんな方でしたでしょうか?

M.Y: 書が好きな人でした。
石橋先生が偉大になったのは、書がが好きだったからだと思います。書いて書いて努力して芸を確立していった人です。
そして、起業家でもある。ただ字が良かっただけだはなく、人をまとめる力が強かったのです。
石橋先生から学んだことの1つは「礼儀を重んじる」ということ。
相手にしてもらったことに対して、「すぐに感謝の気持ちを筆でしたため渡しなさい」と教わりました。お礼の言葉を電話で済ませるのではなく、まずは筆をもって相手に伝えることが大事ということを学びました。
2つ目は、「大好きなことを一生懸命やる」ということです。

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Figure 5:

S.Y: 書について最も重要と考えることは何でしょうか?

M.Y: 一番好きなのは、白い紙に墨でぽんと書いた時の感じ方。濃度や響き。
宗教的な禅の言葉も嫌いではないけれど、墨があらわす感覚的なものが重要です。最初に言葉ありきではダメなのです。
墨の響きは、墨しか出来ないのです。
墨絵も墨の芸術だが、後から書き足せるという点で書と墨絵は違う。
書は瞬間芸だから、感じ方が大事です。

S.Y: 山田先生にとって、書を学ぶ目的とは何でしょうか?

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Figure 6:

M.Y: 端的に言えば、「自分を鍛える」ということです。
それから、人生において「良かったなあ」と思うためでもありますね。

S.Y: 教えることは好きですか?

M.Y: 教えることは嫌いではないです。
相手を知り、自分を知ってもらう。そういった面があるので、教えることは好きです。

S.Y: 先人で好きな人は誰ですか?

M.Y:

  • 富岡鉄斎(とみおかてっさい)(画家)
  • 三輪田米山(みわたべいざん)(宮司)
  • 慈雲尊者(じうんそんじゃ)(僧侶)

3人とも書家ではありませんが、そもそも書家という立場が確立されたのは、日下部鳴鶴の時代あたりからです。それ以前の江戸時代や明治時代には書家という職業はありませんでした。

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Figure 7:

S.Y: 書の歴史で好きな時代はいつですか?

M.Y: 1つだけあげるとすれば、仏教が伝来したころ、奈良時代です。この時に最初の文字として経本が日本に伝来しました。この時代が書の夜明けであり、日本の文字の原点だと思います。

S.Y: 大きい作品と小さい作品、どちらが好きですか?

M.Y: どちらが好きということはありません。作品に対する想いは大きくても小さくても同じ。どちらも好きです。

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Figure 8:

S.Y: 書道を通してどう自分を表現していますか?

M.Y: 書は生き方の総称です。死んだ時に良かったなあと思うようでありたい。
また、書風、人のまとめ方、次の世代を育てる、先人を受け入れる、そういったことに関して、パイオニアでありたいと思っています。
芸術家の基本はそういったことです。

S.Y: 最後に、若い人に書を継続させるためにはどうしたら良いと考えますか?

M.Y: 楽しさを教えることです。墨しかできない楽しさを教えます。
また、出来上がったものに対して、仲間どうしで認め合うことが大事です。批判することによって成長することもありますが、そうではなく認め合い、自分が一歩しりぞいて相手を評価し合うことの方が大事です。

山田修也 指導教室
山田先生に習ってみたいと思われた方、ぜひ以下の連絡先にお問い合わせください。
日本語のみでの指導になります。

東京 Tokyo

山田修也書道研究会

全国書の仲間展佑友研究会

会場千駄ヶ谷教室会場千駄ヶ谷教室
〒151-0051
東京都渋谷区千駄ケ谷1-17-1
東京体育館内会議室
〒151-0051
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東京体育館内会議室
連絡先石川香雪 042-222-9480連絡先石川香雪 042-222-9480

静岡 Shizuoka

実用ペン字・書道の会

伊豆書道

会場ひぐらし会館(昼)会場ひぐらし会館(夜)
〒414-0013 静岡県伊東市桜木1-1-17〒414-0013 静岡県伊東市桜木1-1-17
連絡先仲田恵花 0557-37-3279連絡先下田旭泉 0557-45-1596

文字の友の会

佑育書道会教室 吉田教室

会場荻生涯学習センター会場山田修也宅
〒414-0053 静岡県伊東市荻226-1〒414-0051 静岡県伊東市吉田340
連絡先田中啓文 0557-36-1582連絡先山田修也 090-2538-2601

伊豆の書展 下田教室

(財)上原仏教美術館, (大正製薬株式会社) 写経教室

会場下田市教育委員会内会場(財)上原仏教美術館
〒415-0035 静岡県下田市東本郷1-5-18〒413-0715 静岡県下田市宇土金351
連絡先稲葉文子 0558-23-5950連絡先美術館 0558-28-1216

新潟 Nigata

佑育書道会教室

アートサロン環 写経教室

会場万代市民会館会場アートサロン環
〒950-0082 
新潟県新潟市中央区東万代町9-1
〒950-0961
新潟県新潟市中央区東出来島8-23
連絡先山田修也 090-2538-2601連絡先神田節子 025-281-7252

次は、書家、薄木水雲先生のインタビューを掲載します。
乞うご期待!

Sakiko Yanagisawa

Sakiko Yanagisawa began her study of Shodo at the age of 6. Entering Japan Women's University in 1996 and majoring in Japanese Literature and Language, she studied with various shodo Masters of the Shiun Shodokai, including teachers such as master Okoshi Setsudo and Master Ishizawa Kochu among others. After graduating from university in 2000, she decided to specialize in Shodo. She received the title of Shihan in 2008 from Shiun Shodokai.

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