Search results for: calligraphy exhibitions

  • Figure 1 Kanji Etymology Yama

    11/02/2012
    Hungarian translation: Judit Simon Original (English) text by Ponte Ryuurui (品天龍涙) 1. Jelentés: hegy, valamint: tetőpont, csúcspont, elmélet, feltevés; bűnper 1. ábra. A 山 írásjegy különböző változatai: csontírás 2. Olvasat:...
  • Figure 1 Feeling The Echo Of Ink An Interview Master Yamada

    11/09/2012
    English version can be found here. 今回は日本の書家、山田修也先生に書についてのインタビューを掲載します。 山田 先生は、「全国書の仲間展佑友」の主宰者であり、日本で最も大きい公募展「毎日書道展」の審査会員でもあります。 書家として成功をおさめている 山田 先生に書について深く語っていただきました。 Figure 1: S.Y: 山田先生の書とはどういったものでしょうか? 山田先生が良いと考える書とはどういったものですか? M.Y: 墨の響きが第一であり、墨の響きがたまたま文字になったような書です。文字というものの形にとらわれると作品が良くなくなります。 前衛書と伝統的な書の間と言えるかもしれません。作品のどこを切り取っても魅力的でないといけない。トリミングしてみた一つ一つを見れば前衛書。前衛書の線で文字を書く、それによってたまたま文字が構成されると、書に充実感が生まれると思います。 良い線は、どういったものかと言いますと、柔らかさの中に強さがあるのが良い線だと思います。例えて言うなら、千歳飴のような感じです。 鋼のような強さではなく、柔らかく折れない強さ。そういう線質を感じた時に良いなと思います。 また、墨の色も大事です。「墨は五彩に勝る」と言い、色々な濃度が出せ、墨の色は千差万別。墨独特の文字芸が書であると言えます。 Figure 2: S.Y: 書道を始めたきっかけは何でしたか? M.Y: 小学校で先生に「落ち着きがない」と言われて心配した親が「書を習ったら落ち着くのではないか」と考え、私に習わせたのがきっかけです。 しかし、書を習っても落ち着きはありませんでした。...
  • beyond_calligraphy_workshop_neigetsu

    11/08/2014
    私は、ある探求活動の最中にいる。 書道 を志したのは遅い。大学で教育を学んでいた頃、日本では不登校の子どもたちが年々増える中、そんな子どもたちが集まる“フリースクール”と呼ばれている場所で、私はアルバイトをしていた。不安そうな眼をして、おそるおそる自分のことを語る子どもたちを見る中で、私は、そんな子どもたちが生きる力を取り戻す方法はないものかと考えていた。 そして私は、大学を卒業してから書道を志した。そのとき何故、 書道 を選んだのか、明確な理由はわからない。幼い頃好きだった書道の快感を思い出したからかもしれない。自分の文化について詳しく語れない自分を不甲斐なく思ったからかもしれない。それは直感的な選択だった。 それから私はずっと、ある探求活動の中にいる。何故、日本人は書道 を続けてきたのか。書道 から日本人は何を学んできたのか。書道 を通して、今、子どもたちにパワーを与えることができるのか。 これらの問いに普遍的な回答はない。あるのは、ただ私の拙い書道 経験と、幾ばくかの読書から得た知識のみである。ただそれでも、伝えたいことがある。書道が、単なる模倣に過ぎないつまらないものとして捉えられることは淋しい。書道は楽しいものである。その体験は、人間を底から甦らせるような力を持つ。書道には、毎日を幸せに生きていくためのヒントが、ふんだんに盛り込まれている。 書に臨むとき、まずはその手本を観察することから始まる。一点画に集中し、「うむ、この点は左から下りているな」といった細かな観察が行われていく。そうした万全の観察を以てして生まれた一枚は、眺めてみるに墨量に欠け、線が揺らぎ、力がない。今度は、墨量を増やして大胆に腕を動かすように書いてみたりする。そうすると、墨がにじみ、字にまとまりがなくなって、また頭を悩ませることになる。あれやこれやと考えて、因果関係を見出そうとすればするほど、どつぼにはまっていく。私はただ、あれやこれやの工夫を続けながら、何枚も何枚も際限なく書き進めていく。 そうして数時間、あるいは数日書き続けていると、「あれ」と思う瞬間がやってくる。ふっと力が抜け、筆が流れに乗り、墨継ぎのタイミングが自然とやってくる。速く書いているのにじっくりと手本を見る余裕ある。先ほどまでのあれやこれやの工夫は嘘のようで、まるで、自分が最新の書道マシーンにでもなったような気分である。そのとき、私は「誰かに書かされているような」気分になる。神か、仏か、天か知れないが、いずれせよ、この世のものではない、何か超越したものの力を感じる。何とも言えない快感である。音楽のようで、ダンスのようで、水の中をただ自然のままに流されるようで、とにかく楽しい。 そんなふうにして完成された書は、自由に満ちて、美しい。点画が踊るようでありながら、墨は重量があり、澄んでいる。そんな一枚に出会えたとき、私は感謝の念に満たされる。ああ、ありがとう。私に力を与えてくれた、筆よ、紙よ、私の身体よ。漢字を引き継いできてくれたすべての人びとよ、私を動かしてくれた何者かよ、天よ、宇宙よ、ありがとう。 人は誰しも欲望があり、不安を抱えている。物質には際限があって何もが手に入る訳でもなく、他人の心は変えられるものでもない。人は誰しも自由に生きたいと願っているが、互いに自由を認め合うことは難しく、毎日はその葛藤の連続であるのかもしれない。 日本において書は、「 書道 」として、修養の方法として重んじられてきた。書道を通して、日本人は何を鍛えてきたのだろう。観察を行うこと、他者に学ぶこと、実践を通してしか到達できない境地があること。自然の流れに身を任せること。すべてのものに感謝すること。そこに、日本の創造性(=クリエイティビティ)と呼ぶべきものがあるのではないかと、私は今、考えている。世界に讃えられる日本のものづくりを育ててきた創造性は、他人の力も、自然の力も、流れに身を任せるままに自分の内部へと取り込み、畏怖と感謝の念でまとめあげることで生まれ得るのではないだろうか。 「私は何の為に生きているのだろう?」。そんな問いが、若者たちを苦しめているかもしれない。そんなとき、筆をとって、紙をとって、書いてみてほしい。書き続けてみてほしい。ただひたすら書き続けることの先に、達する喜びがある。ただ生きていく毎日の先に、辿りつく幸せがある。そんなふうに生きることができるとき、人は強いのかもしれない。自由なのかもしれない。そんな人びとが創っていく世界があるのかもしれない。 そんなことを教えてくれた 書道 に、私は今日も、励んでいく。...
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    28/10/2014
    東京・駒込。JR山手線の駅東口を出て、下町の商店街を横目に線路沿いを歩いて横道に入ったところにある落ち着いた画廊で、毎年、”書道書道していない書展”が行なわれている。 早稲田大学書道会を卒会した同期の4人、小林覚、雨宮多津夫、唐崎英樹、古川英文が、卒業後の1990年からずっと続けている 書展 であり、今回はなんと25回目となる。書をこよなく愛し作品を発表する場として続けている展覧会だが、同時に「みんなが集い、笑顔が集まる場所を作りたい」という思いを持って開催している会でもある。 ここに来た来場者は、懐かしい人、初めて会う人、いつもの飲み仲間、友達の新しい家族など、様々な人々に出会い、出会いに感謝しながら帰っていくのである。こんなにも沢山の笑顔が一度に集まる展覧会は日本中を見てもきっとそうないのではないかと思う。 クリックして拡大 書作品の内容は、迫力ある漢文の作品もあれば、切り文字や重ね絵などの独自の新境地の作品もある。また出品者の家族との合作もあり、ほっこりした気持ちにさせられる。とにかく、普通の書展のように出品者同士が闘うのではなく、来場者を驚かせ、楽しませる展覧会なのである。 今年も同じ画廊で11/20(木)~23(日)の4日間開催される。秋の心地よい風に吹かれながら駒込までお出掛けしてみてはいかがでしょうか。 ■□第25回 書展・祭りばやし□■ [と き] 11/20(木)~23(日)の4日間、開場は11時~19時 ※初日は13時~、最終日は~17時。入場無料。 ※24日(振替休日)は休廊です。ご注意ください。 [ところ] 『北里画廊』 〒114-0015 東京都北区中里2-5-1 03(3910)8853 ※JR駒込駅より徒歩1~2分 雨宮氏の作品「観自在」 書の新境地である「切り文字」。小林氏の作品。 唐崎氏の作品。中原中也の「蛙声」 上から読んでも下から読んでも同じ回文作品。この作品も毎年ファンが多い。 毎年、行なわれるパーティではシャンソン歌手の劉玉瑛氏によるミニコンサートがあり、このコンサートも楽しみに訪れるファンも多い。 出品者のうちの3人、左から雨宮氏、唐崎氏、小林氏。 雨宮氏の作品「鬼神之懷」 劇団の公演『人情噺 紺屋高尾』のオリジナルてぬぐいを揮毫した小林氏の作品...